日本では、なぜかマットピラティスだけが広がっていヨガと区別がつかない人が多く、私自身この10年、色々な分野の方と出会う中で
たくさんの方から「ヨガとどう違うの?」と何百回となく聞かれてきました。
10年以上前、マットピラティスインストラクターの資格を習得してしばらくは、その質問にもうまく答えることができずに、
「インナーマッスルを鍛える」等々と答えてはいましたが、ヨガでもインナーマッスルを鍛えることはできるので、
そう思うと、学んだものの、自分自身も「ピラティス」に対する謎はドンドン深まるばかりで言葉を詰まらせていました。
だけど、なぜか「とにかくピラティス大好き!」と言う感情がいつも心の深いところにあり、溢れていて、自分が大好きになったピラティスを
真摯に学びたい、知りたい、追求したい、そして、様々な情報があふれる中で、正確な確かなコトを、確かなピラティスを目の前の
お客様に伝え、その楽しさと効果をシェアしたい!と思い、夫と娘二人がいますが、この10年自分の人生のほとんどをかけて、学びに学んできました。
学ぶ中で、日本のピラティスや、広がり方、養成コースのシステムやビジネスとの繋がりなども見えてきて、元々専業主婦で、家事や子育てばかり
してきていて、フィットネス界や運動業界とも無縁の存在だったので尚更なのかもしれませんが、いくつもの違和感を感じてきました。
様々な方との出会いと学びをいただく中で、ドイツやNY、韓国やタイにも学びやリサーチにも行き、
10年以上マットからマシンフル認定までピラティス一筋に学んできて、今言える私の見解ですが、ピラティスとヨガのわかりやすい1番の違いは
「ピラティス専用器具を使う」ということです。
しかもそのピラティス専用器具(世界ではイクイップメントやアパレイタスと呼ばれています)は、約100年前に
ピラティスメソッド創始者であるジョセフ・ピラティス氏が発明したピラティス専用器具だということです。
それはなぜかというと、本来のピラティスメソッド自体がベッドなどを改良したリハビリからスタートしています。
日本で一般的に広がっているマットピラティスのオーダーは、重力という見えない力の中で重力に抵抗しながら行うので本当は1番難しいです。
ですが、マット一枚で簡単にできる手軽さやコストがかからない(ピラティス専用器具やマシンたちは基本的に海外輸入になるので
スタジオの広さもいりますし、導入するにも、資格を取るにも何百万円という設備投資が必要です)という理由で、ヨガと同じく、または
ヨガが合わなかった日本人(私もその一人(笑))の方にマットピラティスのみが、最初一気に広がったと感じています。
ピラティスのマットエクササイズの34のオーダーは、ピラティス氏がNYのトップバレエダンサーたちに送ったいわば柔軟性も身体能力も高い
アスリート用のオーダーであり、日本人の、しかもダンサーでもアスリートでもない私たちのような一般の人には、難しくて当たり前で、
一歩間違うと怪我をする可能すらあるのです。
そのため、特に世界的やアジアから見ても、身体が小さく、筋力も弱く、猫背の文化である日本人の一般のお客様には、特に
マットだけのピラティスは向いてなく、何らかの道具やピラティス専用器具が必要となり、またはマンツーマンでもパーソナルが
向いていると感じています。
そのため、Pilates Room toneではこの10年、日本人の一般のお客様に合わせ、少人数で様々な道具を駆使して安全性と質の高さにこだわり
レッスンを提供してきました。
今までリサーチに訪れた、韓国やタイと言った日本よりも物価が低い国でさえ、「ピラティス」といえば大型のピラティス専用器具である
リフォーマーやキャデラック、チェアーやラダーバレル、スパインコレクターとセットで、マットだけのピラティススタジオは少ない
と言うか、存在自体しないのではないかな?と言うくらい日本のピラティスは世界から見てもかなり遅れているのが現状です。
そこにはたくさんの理由があると思うのですが、それかまたの機会にお伝えするとして。
かなり遅れているのは現状ではありますが、現在は世界の状況が一気に変わり、世界的なこのコロナ禍の影響を受けてほとんどの方が経済的にも厳しい状況で、大手のジムや店舗展開をしているスタジオは大変厳しい経営状況で、この先はもっと縮小せざるを得ない状況へと進んでいくと思います。
経済も落ち込んでいる状態の中で、個人がピラティスの資格やマシンなどの設備投資に何百万とかけるのは現実的にも物理的にも本当に厳しい。
私自身この10年の学びで1000万や2000万は優に超えるくらいのお金と時間もピラティスに投資をしてきました。
ですが、もうそんな時代は終わったのではないかなとこの10年日本だけではなく、ドイツやNY、そして現在も海外の先生に学び続ける中で感じています。
何百万の投資や、果てしない時間を費やして資格を取ったり設備投資をしても、ピラティスインストラクターやスタジオ経営をして
、お客様のに囲まれ、成功している人はほんの一握りで、資格を眠らせ活躍をしていないインストラクターは
たくさんいて、そんな方をこの10年たくさん見てきました。
ヨガと混同され、華やかな世界に映りますが、それがピラティスインストラクターの現実であり、そこにも様々な原因があると感じています。
(長くなるのでまた後日に!)
眠らせてしまったり、投資以上の収入に結びつきにくい資格だとしたら、そこに仕事や家庭を犠牲にして、そこまでの時間とお金をかけて、
まるで修行のような勉強をする必要があるのでしょうか?
そして、その学びの一部しか日本人の一般のお客様には提供することができず、必要なことが他にもたくさんあるとしたら、それでも
必要なのでしょうか?
その方法ではなくても、
一般のお客様に必要なピラティスは充分学べる!
そして、その方法ではなくても、私たちが目の前のお客様にできることはたくさんある!
言うのが、10年以上マットからマシンまでピラティスを学んで、学んで、学び切って、おうちスタジオを経営し、月平均100レッスンを
指導し続けて、たくさんの温かいお客様に支えられ続けている私の率直な感想です。
そんな想いもあり、私のこの10年のスキルや経験を集約し、必要なことだけを
・ピラティスだ大好きで学びたいけど、ベースになる仕事や資格があるので、そこまでの時間とお金をかけることは厳しい
だけど、自分ができる範囲で楽しくピラティスを学びたい。
・周りの人に伝えたいけど、取った資格だけではお客様には伝わらなく、お客様が集まらない
・ピラティスのグループレッスンを安全に効果的に学び、レッスンできるようになりたい
・おうちスタジオや8人以下の少人数制で丁寧にピラティスを伝えたい
・Pilates Room toneのピラティスが身体に合っていて、オリジナルのピラティスを学びたい
・ピラティスを超えて、重力や解剖学、運動生理学、脳科学、心理学、呼吸等々一般のお客様に必要な知識も
複合して学びたい
・ピラティスのためのお客様のお身体を型にはめるようなピラティスではなく、日本人の一般の方に必要なことを
指導できるようになるための知識とスキルを学びたい
・目の前のお客様に必要なことを提供できるインストラクターになりたい
・日本人の健康寿命を延ばすために必要なことを学びたい
・姿勢が美しく、ボディメイクも叶えるピラティスが学びたい
と思っている方のもう一つの道や方法として、シェアできたら、もっともっとたくさんの方の健康やキレイのためにお役にたつことができ
、ピラティス本来の良さと効果と相乗効果で、健康や人やキレイな人がドンドン増え、元気で健康でキラキラした
日本になるのではと思い、今回オリジナルメソッドをリリースすることを決めました。
そんな想いの詰まった養成コースが、
Tone original method ニュートラルピラティス養成コース
です。
この養成コースを通し、目の前のお客様に必要なことを提供できる、そして笑顔にできる
おうちスタジオ、少人数制のインストラクター仲間が増えることを、心から願っています。
よくある質問
Q1
スパインコレクターコースだけ受けることは可能ですか?
A1
ニュートラルピラティス養成コースは、すべてのコースは単体で受けることができます。
ただし、Pilates Room tone認定ニュートラルピラティスインストラクターの資格発行はPart1〜Part6全てを受講し、
最終試験を受け合格した方のみの認定となります。
単体での受講の場合は「ニュートラルピラティススパインコレクター修了者」となります。
Q2
まとめて申込みをした場合割引はありますか?
A2
ニュートラルピラティスPart1〜Part6、またはPart7呼吸・瞑想セラピスト、Part8おうちスタジオ経営ノウハウ講座をまとめて
お申込みされる場合は
●3月中のお申込、ご入金の場合早割5%引き
●おまとめ割り5%引き
させていただきます。
Q3
分割払いはありますか?
A3
はい、あります。個別に相談受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
クレジットカード(スタジオ支払いのみ)、PayPal(ペイパル)の場合は、大変申し訳ございませんが、手数料として3%いただいております。
その他、質問などありましたら、お気軽に下記までお問い合わせ下さいませ。
石山 典子
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